仕事中、右のこめかみあたりがヅキヅキ痛み出して、なんだこれはとネットで調べたら、これが偏頭痛というものらしい。
言葉は知っていたが、実体験するのは初めてだ。
カゼじゃなくてよかったが、これは思いのほか辛いものだな。じっとしていることしかできない。
ビタミン補給にとりあえずみかんでも食べてみる
OFF
来週も1週間、ハードな毎日になる見込み。
洗濯は昨日の夜のうちに済ませた。
実家の荷物を整理していて出てきた手編みのセーターをクリーニングに出していた物を回収して、30年ぶりぐらいに着てみた。
昔着たときはぶかぶかでサイズが合わなかったけれど、今着ると良い感じ。ただし、オッサンになってしまうと、白のセーターは似合わないなぁ。
凝った模様のセーターで、もし仮にオーダーメイドで作ってもらうとしたなら、きっとかなりの値段、10万以上しそうな手の込んだセーターだ。たしか母がフリマで見つけてすんごい安い値段で買ってきたものだ。それが30年前の話で、元の持ち主が「フリマで安く売って処分しても良い」と思う程度には買ってから年月が経っていたセーターなのだろうから、編まれてから40年ぐらいたっていてもおかしくないセーターだ。タイムカプセルみたいな話。
メガネが壊れていた間、ピンチヒッターでかけていたメガネは20年前のものだし、今日つかっていたカバンは25年前に買ったもの。
物持ちいいなー俺。
新しく出来たお店
このコロナ禍の中、新規開店したお店があって、
たぶん閑古鳥なんだろうなぁと思って、行ってみたら、案の定閑古鳥。
客が俺一人。
さらにマズイのは、新しいお店だからスタッフもみんな新人なのだけれど、
「この調子ではこのお店はつぶれてしまう」
という危機感がスタッフに皆無なこと。
そりゃまぁ働いている人は時給いくらの話でしかないから、何なら客がいない方が楽でいいんだけどとでも言いたげな、やる気の無さ。
だめだこりゃ。
別に親しい訳でもない自分みたいな客が、何か役に立ちそうなことを、店の運営について何の発言権も無いバイトに何か言ったところでウザいだけだろうし
これは詰んでるわ。
これはオーナーの問題なんだろうなぁ。現場を放置しすぎ。
せっかく出来たお店が、自爆して死んでいくのを見守るしかできないってのはさびしいことだな。
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メイドカフェとかコンセプトカフェが流行った理由が何だったかというのを客の立場から言わせてもらうと、入店してからの第1声が「おかえりなさい」だったってのがすごく大きい。
ふつう、お店では「いらっしゃいませ」「ありがとうございました、またおこしくださいませ」という、あくまで他人が来て、他人が帰っていくっていう関係性の中での挨拶になる。
それが、メイドカフェとかコンセプトカフェでは、初めての客でも最初から「おかえりなさい」ってのが画期的だった。特に、1人ぐらししている男性にとっては。
職場と自宅を往復するだけで疲れ果てている独身のオッサンにとっては、「おかえりなさい」って言ってもらえるっていう、たったそれだけのことが、嬉しくて涙が出そうになったりする体験だったりするんですよ。病んでるなぁとは思うけど、これが珍しい話でもなくてね。
「お帰りなさい!」って迎えられて、「そうか、ここは俺の家なのか」って勘違いさせてさえもらえるならば、そりゃ通いもするし、お店の売り上げに貢献することも何ら惜しくは無い。俺の家だからね。
せっかくできた「自分の居場所」が、無くなったらいやじゃん。「このぐらいのお店ならテナント料がいくら、人件費がいくら、日々の経費がいくらでこれぐらいの売り上げが必要だから俺みたいな客が何人いればこの店は潰れずに済みそうだな」ってことぐらいは頭の中で計算した上で客をやってるんですよ。常連客ってのはね。
流行ってるお店は、何が偉いって、そこをちゃんと解ってるんだよね。どんなに忙しくても、お出迎えやお見送りだけは全部のお客さんにきっちり対応する。そこがキモだってことを解ってる。そこを解って無いお店との違いは、案外大きい。