前にこのネタを考えた時、収益率が低すぎるので、100年以上メンテナンスレスで稼働し続けるのでない限り、農業を全自動化しても収益的に合わないという結論になった。
「大規模な農場で100年メンテナンスレス」と言われてしまうと明らかに不可能な訳だが、「100年以上稼働できる事」を前提に、いくらでも規模縮小して良い、とするならば、ひょっとして可能性があったりしないだろうか。
例として、例えば30cm角の立方体ぐらいのケースで、レタス1株を育てる装置を考える。最初に、タネと肥料と農薬をセットし、あとは水と日光を供給すれば、温度・湿度・土の水分などは自動で調整されて、最後は包装までされて出てくるようなもの。出来るんじゃね?。問題は、その装置が100年以上稼働し続けられるかどうか。
問題になりそうなのは、管にカスが溜まって流れが悪くなるんじゃないかとか、多少なりとも可動部分があるので、そういう場所の劣化。樹脂を使うなら樹脂の劣化も考慮が必要。
もしそれが可能なのならば、後はひたすらその30cm角の装置を大量生産して並べれば良い事になる。