Youtubeでロシアのバレエ動画を見ていた。
心が洗われるようだわ。
見ていて面白いなと思うのは、ロシアのバレエ団は、大勢で同じ踊りをするとき、過剰にぴったり合わせようとしないのだ。けっこうみんなバラバラなのだ。
でもそれが見苦しいかと言えば、そんなことはなく、ばらばらでも美しい。1人1人がみんな美しいからだ。
なぜ、ズレていることを恐れずに踊る事が出来るのか。背景に、かなりしっかりした美についての考え方とか、哲学がないと、こうは成らないだろう。
「一見ばらばらだけど、それでも美しい」というのは、ただぴったり合っているだけのダンスより、むしろレベル的にはより高い事をしているのかもしれないなと思った。
Dance of the Little Swans Extended version 48 min. Vaganova Ballet Academy Auditions Young Dancers