ネタ元：
http://gigazine.net/news/20150120-3d-printed-mansions/
「基礎工事は？？？」「鉄筋は？？？」とか、色々ツッコミどころはあるが、これはこれで、有れば役に立つ場面はかなりあるよな。
動画の中で既に例に挙がっているが、仮設建築的なものとか。
・極端に暑い／寒い場所の建築
家が建てられるのは気候の良い場所ばかりではない。砂漠とか、熱帯雨林とか、シベリアにも家の需要はある。
家を建てるのに必要な人員が少なくて短くて済むというメリットが生きる
・曲面に付加価値が付く場合
塀とか、土木工事で土や岩の斜面を覆うコンクリート壁とか。
・地中に埋める構造物
体裁も耐震性も関係無いので、こんなんでいい用途もあるだろう。
トラックに乗せて、トラックの上からアームを伸ばして建造すればいいじゃんね。と思ったらそういうデモもあった。
トラックはクレーンみたいな足を延ばして固定した上で、3次元的な位置を補正するためのマーカーだけ地面に数カ所設置して、カメラでマーカーを常時チェックして自分の位置を割り出せばいい。そこから座標補正するのはコンピュータの得意分野なので簡単。アームが届かないなら、トラックが適宜動けば良い。これなら、ちょっと塀を作る、という程度の簡単な用途から出番があるだろう。
トラックに乗せられるとなれば、土木工事での用途もかなり有望だな。側溝とか。道路に使うのだったら、側面の体裁が少々悪くても問題にはならない。
建築が終わった後、コンクリートがロボットの中で固まる前に綺麗に除去するのはけっこう面倒くさそう。まさか使い捨てって訳にはいかないだろうし。
