chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

お金2.0のネタ続き

まぁ、今のところは100%バズワードですけどね。
 
お金そのものを進化させるというアイデアが有るとして、じゃぁその進化した姿とはどういうものなのかというのはイメージが掴めてない。
身の回りにある、ヒントになりそうなものについて考えてみよう。
 
ソフトバンク
ソフトバンク関係のニュース多いので、ちょっとピンときたですよ。「ソフトバンク」という語感からイメージするのは、ソフトを貯めておいて借りたりできる感じ(あくまで言葉の印象として。実態の会社とは関係ないので念のため)なのだけど、「ソフト」がお金のような機能を果たす状況について考えてみる。今のネットワーク上の決済システムは、基本的に従来は書類でやってたことを電子的にシミュレーションしたような状態。やりとりされるのはお金相当のデータであって、システムそのものではない。 もし、システムそのものが1つの単位としてお金のように取引に使われるようになったら?
 
人材バンク
これはちょっとイケてないね。なんつーか「借金のカタに娘をもらうぜ」みたいな、前時代的なイメージ。考えようによっては、会社対会社で、お金をやりとりする代わりに労働者の人数で決済する、なんていうシステムも、原理的にはありえない訳ではないのだけど、やっぱりなんかそれって、奴隷貿易みたいな、なんかそういうイメージだよね。よってパス。
 
・情報そのもの、もしくは情報の使用権が取引されるケース
クロス特許とか。でもけれも結局は現金を稼ぐ仕組みがあっての話だからな。
 
・勲章とかメダルとか賞状とか
例えば軍人の功績というのはお金じゃなくて勲章で、みたいな話もあったのかもしれないけど、「お上が下々にくれてやるもの」っていう構図は、スマートじゃないね。現代は「そんなもんより現金くれよ」っていう時代だし。
 
はてなスター
なにげにすごく画期的なんだねコレ。本質的には勲章とか賞状とかと同類のものと考えることが出来ると思うのだけど、勲章や賞状が「上から下へ」の一方通行だったのに対して、はてなスターにはそういう上下関係がない。俺みたいなチラ裏ばっかり書いてるブロガーが、有名なブロガーにはてなスターをポチったりできる。しかも、基本的に無料でいくらでも複製して使えるものなのに、その価値が暴落しない。これすごくない? 無限に供給されるものの価値は最終的にゼロになるとかいう、経済学の常識を覆す存在なんだですよ!?。
しかしまぁこれも、はてなスターが他に使いようのない物だからそういう存在で居られる訳で、たとえば「はてなスター1000個貯まったらお米一袋と交換!」なんてやった途端に、ズタボロになりかねない脆い存在なんだが。
 
というわけで、「お金2.0」のヒントになりそうなもの、とりあえず2つ。「ソフトバンク」「はてなスター」。他にないかな。