chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

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10 :金持ち名無しさん、貧乏名無しさん:2010/09/02(木) 23:11:52
生産力、生産性がともに向上していくと需要が飽和する以上必ず供給過剰になって
デフレになる。そうすると余った生産力を削減するために雇用を切り捨て、賃金を
下げ、企業利益を維持しようとする。その結果デフレがスパイラル化してますます
経済が縮小する。

そこでデフレを解消するために、労働なしで賃金を払う必要が生じると解釈したとする。
それをBIとしてもよいし、ボーナスによるヘリコプターマネーとしてもよい。

その財源を紙幣の増刷によった場合、自然に購買力が向上し、紙幣の流通量も増えて
デフレからインフレ状態に移行する。

ただし、そのインフレ率は撒く増刷紙幣の量で制御できるからハイパーインフレ
ならないように適切にコントロール可能だろう。そのマイルドなインフレを制御して
いくことで、生産力と購買力のバランスを調整できる可能性がある。

そこでこれを数学的に計算して行なうことで逐次調整しながら、また新技術開発を促し
つつ全体としての有効需要を喚起してデフレを脱却していけるかもしれない。

仮がこれが出来た場合、生産性の向上は労働力需要を減らした分をただで社会還元して
富を増やしたと解釈することができるだろう。そのようなデフレ解消策が理想であることは
論を待つまい。今世間がBIなどを疑問視して入る理由の一つは、そうした不労所得
理屈に合わない不合理なものであるという観念に由来していると考えられるが、それが
間違っている可能性があることが、この考察から推察されるはずだ。


よく纏まってる。結論部分がちょっと違うけど、概ねこういうことを自分も考えていた。
BIもヘリコプターマネーも要らないから、その分を返済不能な累積債務の買取りに充てるだけで、心理的な不安がずいぶん軽くなると思うんだよな。不安がある限り、いくらばらまいても貯金になってしまう。
 
災害復旧援助にもっと踏み込んで支出するというのも有効で皆の合意を得やすいお金の使い方だと思う。阪神大震災のようなケースでは、個人資産の補填まで踏み込んで、こういうお金を支出すべきだった。