chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

再度、少子化問題について

ネタ元:
少子化解消には、「親予備軍をリラックス」させるべき
http://anond.hatelabo.jp/20130510010055
 
に対する意見
http://anond.hatelabo.jp/20130510084238
 
何か書こうと思ったが、よく考えたら、俺にはこの件について何か言う資格なんてないわな。
 
下の方の意見に関しては、行政のせいにするのは表層的すぎると思う。背景にある世論と、その世論というよく解らない物の正体が何なのかをきちんと見極めないと、的外れな事になる。
 
ざっと考えても、論点はいくつかあって、

(1) 子供は欲しいが、何らかの理由でそれが出来ない人への対応
 (1a)そもそも結婚相手が居ない場合
 (1b)経済的な問題
 (1c)不妊症等の医学的な問題
 
(2) 子供は欲しくないという人・・・なぜ子供が欲しくないのか
 (2a)子供が嫌い
 (2b)子供の頃のトラウマ等の要因
 (2c)世の中の風潮的な物 ex.主婦になるのはカッコワルイ的な
 
 
これを1つ対策すればオールOK!みたいな特効薬があるようには見えない。1つ1つの問題が小さいうちに対処しておけばもう少し違った状況になっていたのかもしれないが、今の状況はもっと混沌としているように見える。
 
(1a)そもそも結婚相手が居ない場合
なんで出会い系サイトに対して妙な規制をするんだろうね。確かに面倒くさいトラブルも多いんだろうが、悪いことばかりじゃないはずなんだがな。 
お見合い制度についてはどう考えるればいいんだろう。お見合いで幸せになるか不幸になるか、人それぞれな問題ではあるが、どんな人ともそこそこうまくやっていけるようなノウハウというか、人格者になるための教育に力を入れるというのはアリかもしれない。 

(1b) 経済的な問題
子供手当て案は、ここに効いてくる。ただ、現状の手元資金の問題だけじゃなくて、「将来の見通しが明るいかどうか」という事の影響も小さくは無い。これについては世界情勢もからむので、難しい問題になってくる。地球規模でみれば、ただでさえ人口増えすぎな状況になりつつあるのに、日本国のエゴで国内人口を増やす政策を取って良いのか?とかさ。
 
(1c) 不妊症等の医学的な問題
病気起因の場合に対しては、啓蒙活動が大事ってことになるのかな。高齢に伴う場合は・・・難しいな。後悔先に立たず。女性手帳はここを改善しようという試みの1つなんだろう。
 
(2a) 好き嫌いの問題は、他人がどうこう言ってもしょうがない問題なのか。嫌いになった原因について、詳しい調査があったらレポートを読んでみたい。
 
(2b) 子供の頃の嫌な体験が原因で、子供をつくることに拒否反応を示す人というのも居るだろう。「心のケア」なんて言葉を使うのは簡単だけど、実際問題としては難しいよな。

(2c) 世の中の風潮的なもの
 手遅れとなった団塊Jr世代としては、一昔前(ふた昔前?)に流行ったトレンディドラマみたいなのが、地味に妙な世論形成の下地になってたりしやしないかというのは、自分としては気になっている。この流れを変えるには・・・もし、ニコ動みたいな所で「子育て楽しいよ!」的な流れが出来てきたら、だいぶ雰囲気が変わってくる可能性はある。リア充を毛嫌いするような風潮は良くない。