chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

夢と希望を売る本屋

 
久しぶりに本屋へ行った。本はAmazonで買う事が多くなったので、本屋に行くのは久しぶりだ。
 
しかしそれにしても変わらないな。本屋。
 
本屋に並んでる本を見て思うのは、暗い話題の本が無いということだ。
先日話題になった、若手官僚の云々みたいな内容の本て、色々出てるはずなんだが、田舎の本屋では、無いにひとしい。
http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/020_02_00.pdf
 
そうなんだよな。誰がわざわざ金を払って、暗い現実を突きつけられる本を読むんだっつーの。
 
ここに本屋の限界がある。
 
本屋に並んでいる本を見る時、そこにどんな夢や希望があるのか、ってことを考えながら見ると、凄くわかりやすい。ちょっと嫌だなと思ったのは、意外と新興宗教関係の本がスペースを取って置かれてたりする所。まぁ、確かに、そういう人も居るんだろうな。
 
本屋が「夢や希望を売るお店」と言えば聞こえは良いが、その本屋がどんどん潰れているとなると、話はちょっと違ってくる。そんなところに本当の夢や希望なんて無いと気づく人が増えているのだ。
 
本屋に何の本が置かれていないか、という視点で見るならば、逆に人々が何に失望しているかが見えてくる。最先端のテクノロジーの本?無いねぇ。技術系は、素人だましレベルの本しか無い。