chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

もし銀行の金利がマイナスになったら

 
景気浮上のために金利をさげようにも、すでにほとんどゼロで、これ以上下げようが無いよ!っていうことで困っているなら、いっそのこと金利をマイナスにしたらどうなるの?という素人考えで思考実験。
 
・預けているとお金が減ってしまうなら、預けている理由(金利)が無いのでみんな引き出してタンス預金になってしまう
・タンス預金が増えると、世の中をうまくお金が循環しなくなって経済大打撃
・なので景気浮上にはならない 完。
 
あたりまえか。いやいや、これ預ける人の視点。借りる人の視点で考えてみよう。
 
・お金を借りれば、マイナスの金利がつく。すなわち金利としてお金がもらえる
・お金を借りた方が特なのだからみんなじゃんじゃん借りはじめる。お金をたくさん借りれば、その金利だけで飯が食える(そんな馬鹿な!www)放置しておけばそのうち借金は金利で勝手にどんどん減っていく
・経済活性化!景気浮上!万歳!www
 
大借金して豪邸たてたら、そのマイナス金利で毎日の生活費を捻出できちゃうので、ついでに遊んで暮らせちゃうとwww。日本中の人が豪邸建てて遊んで暮らし始めるので景気浮上間違いなし!?
 
これで困るのは銀行だな。お金を預けてくれる人はどんどん減るのに、借りたい人ばっかりどんどん増えて、銀行にあるお金があっというまに底をついちゃって成り立たない。銀行倒産の危機一直線。

でも、日本みたいにだれもかれも貯金するばっかりで、優良な大口貸出先が国債で、死ぬほど国債を無駄遣いした挙げ句に結局税金でそれを返すとかアホなことやってるぐらいだったら、マイナス金利なんていうのも案外有りなんじゃないかなぁ。銀行自身がマイナス金利日本銀行からお金を調達してくればいい訳だからさ。
 
あー・・・貯金が外国にいっちゃうか。でも為替差損のリスクあるし。
 
0%金利を -0.01%の利率にする、ぐらいの微妙なマイナスだったら、案外あり得る話なんじゃないのかな?どうなんだろう。マイナス金利が金融革命を起こす、とか、本当にあり得ないんだろうか。