chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

経済ニュースをチェックする日々

ここのところ、経済ニュースをチェックする時間の比率が上がっている。
 
こんな疑問のため。
 
・経済成長率、労働生産性、インフレについての自分の認識は正しいのか?
 少なくとも経済学者の認識とズレているのは自覚した。ではなぜ自分の認識がズレているのか、その原因は何?
 
・今の仕事をずるずる続けていて大丈夫なのか? 転職しなければならなくなったらどうする?
 
同じ仕事するのでもさ、上り調子の業界と、下り調子の業界とでは、最終的にたどり着く場所は全く違ったものになる。自分に業界の流れを変えるほどの力はないけれど、どちらかを選択できるのだとしたら、上り調子の業界に身を置きたいじゃんね、正直な話。
 
でも、じゃぁ経済成長率10%の国へ行って仕事をすべきなのかというと、そういう国は元が低いから伸びしろがあるというだけの話で、たとえばコンビニなんてものが近所にない、ってだけで、どれだけの不便を強いられるかと思ったら、ちょっと躊躇する。情けない話だがそれが現実。それに、そういう新興国だって、成長するだけ成長したらやっぱり日本と同じような問題を抱えることになる可能性がある。と考えると、安易に海外とはならないよなやっぱ。
 
新興国の経済成長率は、元が低いから伸びしろがあるだけ」と考えると、つまり各国の経済実態を無視して「経済成長率」「インフレ率」などの数字だけを比較するのって、意味無いんじゃないか、という気もする。仮に、いろんな意味で日本と似たような国がもう1つあったとして、そっちは成長してるのになんでこっちは成長しないんだ、っていう話なら解るけどさ。前提条件がぜんぜん違うんだもの。
 
つまり心配すべきは今現在の「経済成長率」「インフレ率」じゃなくて、10年後20年後にどうなっているか、100年後にはことごとく新興国に追い抜かれて日本が最貧民国になってました、なんてことにならないようにするにはどうすれば良いか、ということなんだよな。そう考えると、つまるところ結局重要なのは教育とか人材育成であって、そこを間違えない限りは国際競争力を維持できるはず、と期待できる。教育や人材育成の話を抜きに「経済成長率」「インフレ率」について議論するのはナンセンスに見える。人を育てることを疎かにしておいて、金融政策で国の未来がなんとかなるなんて有り得ないよ。
 
と考えると、最後はやっぱ、自分もなにがしか教育に関わる仕事に向かうべきなのかな。儲けにならなくてもボランティアで何かするとか。