chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

五十を過ぎて感じること

五十歳をすぎて、目に見えて体調の不具合が増えた
・右目の視力低下。メガネでも矯正できないタイプの視力低下。目をあけている間ずっとなのでとてもストレスになる。左目はまだ大丈夫だが、今後、右目のようになってしまう可能性は高いらしい。やばい。
・耳鳴り。音量の変化はあるが、だいたいいつもセミが鳴いている。
・ちょっと運動すると2日後に筋肉痛がきて、その後一週間なおらない。
 
それでもまだ元気な方だと思うけど、「これから人生下り坂なんだなぁ」と暗い気分になる。
 
体ばかりポンコツになって、人間的な成長は何も無い気がするが、50年という時間を自分が経験してきたことによって、50年がどれくらいの長さなのか、具体的にイメージできるようになった。私が子供の頃に世話になったおじいちゃんおばあちゃんは全員亡くなった。お父さんお母さん世代が今の最高齢者で、元気な人は元気だけど、亡くなる人も増えてきた。自分が子供の頃に年頃だったお兄ちゃんお姉ちゃんがそろそろ会社を定年退職する時期である。同級生の子供が成人式を迎えて社会人になり、さらに子供ができて同級生に孫ができはじめる。
 
この50年でずいぶん日本は変わったけれど、この五十年の人生を2回やったら100年か。100年てけっこう短くないか? という感覚になってきた。50年の人生3回で150年。4回で200年。 200年前なんてショパンが生きてた時代じゃん。若い頃は200年前なんて大昔と思っていたけれど、自分の中に「50年」という尺度ができたことで、ショパンてけっこう最近の人なんだな、という感覚に変わりつつある。