chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

ミッション終了

 
何が大変て、亡くなったのが100歳のお婆さんだったので、葬儀に参列する人もかなりの高齢の方が多く。既に手足が不自由なお爺さんが葬儀中に転んでケガしたりしないようサポートすること。つつがなく終わって良かった。
葬式なので、棺に入った100歳のお婆さんの顔を見ることになるんだが、なんとまぁ晴れ晴れとした、にこやかな寝顔な事よ。そういうふうに上手に棺に収めてくれる人のお陰なのかもしれないですが、なんか、ありがたい気持ちになりますね。
四十五十はハナタレ小僧、ほんとそうだよなー。
 
100歳のおばぁちゃんの葬儀に集まる人々の顔ぶれって、ほとんど親族。(友人とかはほぼ死んでるし、生きてても参列不能。)親族が50人以上集まるって、なかなかすごい状況だった。サマーウォーズを連想した。あるいは、「人類は繁殖している」っていう実物サンプルを見たって感じ。自分もその一員な訳だが。
何が凄いって、俺が物心付いた30年以上前の各人がどうだったかを覚えてるってこと。玉の輿にのった子もいれば、昔は好調だった会社が倒産して困ってる人とか、まさに悲喜こもごも。顔は似てるのにな。ちなみに、40過ぎて独身で参列してるのは俺だけだった。何気に婚姻率高くて少子化対策に貢献している一族(但し俺を除く)。
 
100歳のおばぁちゃんの若いころがどんな時代かを想像するに、生まれたのが大正元年(明治45年)、子供の頃に第1次世界大戦、20歳の時が昭和7年、終戦の時33歳。戦前の「産めよ育てよ」の時代にも子供を作り、戦後のベビーブームでも子供を作り。しかもその頃、洗濯機も冷蔵庫もガスも無い時代。田舎なので自動車とかほとんど無くて、普通に牛飼ってた時代。今じゃ想像もつかないね。 「産めよ育てよ」なんてのがスローガンだった時代が日本にあったなんて、今じゃ失言どころじゃない。
 
さて、トレドミン15mgと胃薬飲んで寝るか・・・