これねー。小学校の頃、欲しかったのよ。30年も昔の話ですよ。
EX-150
http://otonanokagaku.net/products/kit/ex150/detail.html
で、ジュンク堂で先日見つけて、まぁ、amazonにだって有って、いつでも買えたんだけど、なんとなくさ、子供の頃の夢が覚めてがっかりしちゃうんじゃないか、って気がして、そのままになってたんだよね。
なんだけど、先日ニコ動で電子ブロックの動画があるかどうか検索したら、復刻版の動画が上がってないのさ。youtubeには数本上がってるけど。で、まぁ、何かネタを考えてUPしたら需要があるかもね、と思って、買ってみた次第なのさ。
今、本家のサイト見たら、学研は販売終了してんのな。流通在庫だけなのか。あぶないところだった。買い逃すところだった。
・ブロックは思ってた以上にシンプルだね。これ、プラスチックを溶かさないようにハンダ付けしようと思ったらテクニック要る。それともハンダ付けしてからはめ込んでるのかなやっぱ。
・特許どうなってるんだろう。もし切れてて追加ブロック作ったら、細々と需要ありそうな気がする。生産止めるなら、オープンソースライセンスにして欲しいところだな。→と思ったら、どうも特許取り直してるらしい。まぁ、いいけどさ。
・一緒に付いてる冊子を読んでてびびった。こんなトランスの使い方、見たことねぇよ。まぁ、いまどき、電源ぐらいしかトランスなんて使わないし、LC発振器なんてのも珍しくなっちゃったから、こういうアクロバットなトランスの使い方は目がさめるようだ。こんな珍しい回路が初心者向けとか、ありえねぇw。
・やっぱ、波形でみたいよな。今なら秋月に5000円ぐらいの簡易オシロがあるぞ
・少ないブロックでやりくりするために、ブロックの並びをぱっと見ても、何やってるんだか非常に解りにくい。これはもっとシンプルに見せられるように、デフォで追加ブロックを付けとくべきだよなぁ。教育教材としては、そうした方がコスト以上のメリットがあると思う。ブロックにソケット君付けて、針金で好きなジャンパを作れるのでもいい。
・何が高度かって、冊子に載ってる回路をそのまま回路シミュレータに移しても、ラジオなんか動かないもんねw。シミュレータでシミュレーション出来ない回路実験ができるんだぜ。そう考えるとすごいよ。
・ハンダ付けでブロックの中身を作り替えられるようにするとなると、耐熱性があってなおかつ透明性のある樹脂がいいんだけど、この条件を満たす素材って難しい。エポキシは高温でふにゃふにゃになるし、ポリイミドは黄色いし。
・流石に、冊子に載ってる回路は著作権とか一応あるだろうから、何か回路作ってネタにするとなると、オリジナルの回路の方がいいんだろうなぁ。秋月のセンサーを追加していいなら、簡単にオリジナル回路作れそうだけど。お約束のネギでも振らせますか。そう、電子ブロックにはモーターが無いのよ。マブチモーター動かしたいよね。トランジスタのパワーアップが必要だな。
・冊子の説明読んでると、色々付け加えたくなる。こつこつ作り直したら、同人誌のネタに出来るかもな。そういうことやってた人、今までにもかなり居たはずだけど。
・やっぱブロックをもうちょっと綺麗に作るべきだったんじゃないかという気はする。手作りとはいえ、その職人根性を見たいじゃないか。やっぱり。ただのジャンパー電子ブロック1個にプレミア付きそうなぐらいの勢いで。
参考
http://c-teruru.hp.infoseek.co.jp/