chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

「栄養バランス」を「仕事のバランス」に例えてみる

 
このエントリーを読んで、いいことを思いついた。
 
「「好きを貫く」よりも、もっと気分よく生きる方法 - 分裂勘違い君劇場」
http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20071209/1197232409

本当にステーキが好きな人なら、最初の1ヶ月くらいは毎食ステーキだけでも天国かも知れないが、それが半年もつづけば、もはやステーキを見るだけでウンザリするだろう。
プログラミングが好きでプログラマーになってしまった人は、これと同じ種類の拷問にかけられる。

 
ちょっと理屈っぽく考えてみる。なんで毎日ステーキがNGかといえば、科学的に言えば栄養バランスが偏っているからだな。人間の体とはうまくできたもので、その時々で食べたいと思うものや美味しいと感じるものを食べれば、概ね生きていくのに必要な栄養が取れるようになっているという話を聞いたことがある。
 
で、それをもうちょっと合理的にしたのが栄養バランスとかカロリー計算とかの類。たんぱく質と炭水化物と脂とビタミンとミネラルとそれからそれから・・・を上手にバランス良く取りましょうというそれ。このおかげで栄養失調による体調不良には的確な処置が取れるようにもなった。この成果は科学の成功例の1つと言って良いと思う。
 
この事例を、「仕事」という行為に置き換えて応用できるんじゃまいか?
 
ぶっちゃけて言えば、多種多様な仕事を、「炭水化物っぽい仕事」とか「タンパク質っぽい仕事」とか「脂っぽい仕事」とか「ビタミンぽい仕事」とかに分類してみて、それらをバランスよくこなしてますか?という話ができないだろうかというアイデア
 
もっとも今のところ炭水化物っぽい仕事って何よっていわれても抽象的すぎてよくわからないんだけど(爆)、同じことばっかりやるよりは、ある程度タイプの違う仕事(デスクワークと肉体労働とか)を、適当なサイクルでうまく切り替えてやった方が、精神衛生上良さげじゃないですか。で、バランスの悪い食事が病気の原因になるのと同じように、バランスが悪い仕事を続けているとうつ病になっちゃうよ、みたいな。うつ病防止のためにバランスのとれた仕事をしましょうね、みたいな。
 
冒頭のエントリーの、「そのときどきの自分の中にわき起こってくる自然な気持ちに従って」、色々やってみるのもいいよね、という話を、その時々でおいしいと思うものを食べてれば自然と必要な栄養は取れているんだよ、という話とダブらせるならば、科学的に栄養バランスの取れた食事というのがあるのと同じように、人が1日に行うのにちょうど良い仕事バランスというものを科学的に導き出せるんではないかという方法論が、成り立ちそうな気がするんだよなぁ。
 
そういう話、自分は今まで聞いたことがないのだけど、世界中さがせばそういう研究をしている人ってやっぱ居るんだろうか。