chintaro3の日記 

基本、チラ裏です。書いておくと頭の中が整理できますゆえ。

ミクノポリスの未来について空想

 
7月3日(現地は2日?)のミクのコンサートは成功した。めでたしめでたし。
 
 
「完」
 
 
・・・ではない。まだまだこれからなのだ!
 
 
で、このコンサートが今後進化していくとしたら、どういう方向性が有り得るのだろう、と想像してみるのも面白い。
 
・バックダンサー
コンサートを見ていて思ったのは、盛り上げ役として人間のバックダンサーが周りで踊るような曲があってもいいと思った。「人間の」って断らないといけないのがなんとも・・・。要するに、こずえちゃんの踊りをもっと見たかったのです。
 
・バックバンドまで全部CG化
どうなんだろこれ。今回のコンサートの盛り上がりは、バックバンドの頑張りも相当貢献したと思うので、それを全部切り捨ててしまうというのは薄情なアイデアとは思うんだが、将来の可能性としてはアリだと思う。でもそうなると、それって、ほとんど映画みたいなもんだよね。映画館の映画と同じ、と割り切ってしまえば、3Dシアターで3Dのミクさんのコンサート映画を視聴する、というのもアリという事になる。日本では映画といえば、静かに見て静かに帰るのが普通なので、「熱いコンサートの盛り上がり」みたいなものは無くなってしまいそうだな。それじゃ面白くないか。でも国によっては、大騒ぎしながら映画を見るのがデフォの国もあるんだから、可能性が全く無い訳ではないと思う。
 
そういえば、昔の初期の映画というのは、横に「活動弁士」がいて、映画について解説したりセリフを読んだりという芸を披露していた訳だ。なんとなく、VOCALOIDと生バンドの組み合わせというのは、あの状態に近い気がする。
 

・半透明スクリーンの表示を本気で裸眼3D化
 ディスプレイの前にレンチキュラーレンズを置く方式を応用するなら、ディスプレイは別に半透明なものであっても裸眼3D化できるはずだ。もっとも、レンチキュラーレンズがあるんじゃ全体としては半透明には見えなくなってしまうとか、現状では解像度が全然足りないとかの問題はあるが。

 ・・・あー、これは温度でプロジェクタの像がずれるのが致命的かもしれない・・・
 
・スモークの利用
スクリーンがない所にスモークを盛大に焚いてプロジェクターの像を投影する、というような特殊効果もアリだよな。それこそ「ミクさんマジ天使!」的な。ホールによっては消防法上の問題があるかもしれないが。
 
・VOCALOID専用スピーカーの開発
VOCALOIDのコンサートで何が残念かというと、声はPAスピーカーからしか出ない訳だよね。で、それって、生身の人間から発せられる音とは、やっぱり根本的に質が違うと思うの。で、キャラの等身大ぐらいのサイズをした、VOCALOID専用のスピーカーを作って、最前列の人にはより実在感のある生声っぽく聴こえるようにする、とか。
 
 
追記
・あの楽器!
ニコニコ技術部としては、あの楽器の登場に期待したいよなやっぱ。

CGとしてでも、再現楽器をバックバンドで使うのでもいいから。
 
・となると、やっぱリアルタイムボーカロイド
かなり先の話だとは思うけど、楽器を演奏するようにVOCALOIDを操作できるようになったら、コンサート的にはより盛り上がりそうだよね。
 
・坂本教授と共演希望
YMOと言いたい所だが・・・というか、YMOってもうオッサンしか知らないか・・・。
 
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逆に逆に。
 
・スクリーンに写すのって、別にCGじゃなくてもよくね?
LAのあのホールって、マイケルジャクソンが亡くなる前に、コンサートを予定してたんだってね。
ボカロと関係無くなっちゃうけど、もし、あの半透明スクリーンに等身大のマイケルジャクソンを映してコンサートをやったら、そりゃ凄い事になるんじゃないかと容易に想像できるよな。そんな都合のよいVTRがあるのかどうかが微妙だけど、ありそうじゃね?
日本だったら、お年寄り向けに美空ひばりとか三波春雄とかでやったら、お金出す年配の人いそうだよな。

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さらに追記。
観客視点の固定カメラの画像見てたら、確かに自分の正面以外の場所にいるミク映像が見えにくいのがよく解った。おそらく透明度合いを下げれば見やすくはなるが、それじゃ面白くない。
透明度を保ちつつ、広い視野角を確保するという問題の方が優先度高そう。
一定以上の光が当たったところだけ、瞬間的に白い半透明な状態に変化する物質が有ればいいんだよな。で、光が当たらなければまた透明に戻るという。